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患者さんの声(Q&A)

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患者さんの声(Q&A )

 

Q

 先日オールセラミッククラウンを作ってもらいセットしたのですが色が他の歯よりも黒ずんで
 いるので再度作り直してもらう事になりました。

 型取りの際に色合わせしてもらったはずなのに色が合わないなんてすごく残念です。
 次も合わなかったらと考えると憂鬱になってしまいました。


A

 被せる歯の色に関しては色見本から選んで1番あった色を患者さんと相談して決定します。
そしてその色を技工所に指示して製作してもらうのですが、どんなものが出来て来るのかは
作った技工士さん次第ということになります。できてくる歯の色は土台の歯の色や削った厚
みによって左右されます。それらの条件によって、色の選択と透明度がどのくらいの材料を
使うかが決まってきますので、歯科医が細かい指示を出すことが最も大事です。

さて質問に対しての回答ですが、保険の安い歯ではなく高額なセラミックを入れるのですから
納得ができるまではっきりと希望を伝えなければだめです。接着する前に色を見て、気に入ら
なければ直してもらうように頼むべきです。


 

患者さんの声(Q&A)

Q

今、歯の治療中でセラミックをすすめられましたが、セラミックの種類はあるのでしょうか、
あるとすればどんなものがいいのでしょうか。



A

よく使われるオールセラミックにはemax(イーマックス)とセレックがあります。
技工所で作られるものはemaxのほうが多いです。
セレックは歯科医院内に設置され、短時間で製作が売り物のようです。
短時間でできるということは歯の形に削り出された単一色の歯を入れる
ので、色にあまりこだわらない奥歯に主に使われます。
前歯の場合は単一色ではなく透明感やグラデーションを付けますが、
その方法として色を塗る方法(ステイン法)と陶材を盛る方法(築盛法)があります。
築盛法のほうが自然な色を出せますが、手間がかかるため値段が高くなります。
色は白ければいいのであまりこだわらないといった場合は作り方はこだわらなく
ていいと思いますが、前歯で色にこだわる場合はどんな作り方なのか、詳しく
聞いたほうがいいと思います。

 
 

emaxとジルコニア




 


e-maxとジルコニアという言葉は審美歯科でよく見かける言葉です。それらについてどう違うのかを説明いたします。      

                               
              
                             

   
 
 
 
                                       
審美性      
 
ジルコニアは色の種類が少なく、いろいろな歯の色を出すのが難しく蛍光性を有しないのに比べ
て、e-maxはどんな色でも出せるように、さまざまな材料がそろっています。 emaxはオパール効
果、蛍光性を有するため奥歯はともかく、前歯の場合は色に関しては圧倒的にe-maxが有利です。
セラミックの美しさはその透明性にあるのですが、透明なだけに中にある土台の歯の色が透けて
見えてしまいます。そのため、土台の歯が変色している場合や金属の場合には、オールセラミック
のフレーム(核に当たる部分)に透明度の低い(不透明な)インゴットを使用します。その上に
透明なセラミックを盛り付けることにより天然歯に近づけます。 このように、1本のオールセラ
ミックを作るには土台の歯の色、セラミックの厚さを考えて材料の選択をするのですが、e-max
はそれらに応じた色の組み合わせが選択できるシステムになっているのです。 よく見かける説明
で「e-maxは透明性が高く中の歯が透けるため、・・・」といったのがありますが、e-maxで主に
使われるインゴットには透明度の高い順にHT,MT,LT,MO,HOとあり 不透明なMOインゴットを選択
すれば中の色が透けることはなく、その上に透明感のあるパウダーを盛る(レイヤリング法)こと
によって綺麗な色を出すことができます。e-maxが透けて中の色がどうこうというのはレイヤリン
グ法ではなく、HTなどのインゴット単一のクラウンの場合のことではないかと思います。また、
「e-maxは透明感がないので・・・」といった説明も見かけましたが、これは1番多いMOのステ
イン法で作ったクラウンのことだと思います。レイヤリング法で作れば問題ありません。 ジルコニ
アも単体では色が良くないのですが、その上にセラミックを盛れば天然歯に近づけることができま
す。現実的にはどのメーカーのジルコニアにどのメーカーのセラミックを使うのかということもあ
り、システムとしてe-maxの方が確立されています。



                 強度

強度に関してはジルコニアの方があり、ジルコニアを使わなければならない症例があります。 それ
は歯の間の虫歯が大きい場合のインレーと奥歯のブリッジの場合です。 歯の間まで伸びているイン
レーの場合は、下に歯質がなく歯肉になっているために支えがなく割れやすくなります。ブリッジ
の場合も欠損している部分の下が歯肉になっているため破損の可能性が大きくなります。 e-maxで
もインレーの形を工夫したり、ブリッジのときは欠損部分の幅が小さいときは大丈夫です。 クラウ
ンの場合はe-maxでも十分強度はありますのが、噛み合わせに問題があったり、スペースがないとき
など強度を重視する場合にはジルコニアを選択すべきです。 強度を重視するのであれば、e-max、
ジルコニア、共にステイン法にすべきです。この場合の硬さはe-maxが500Mpa,ジルコニアが1000
Mpaですがレイヤリング法に比べて審美性が劣ります。


 
 

 

自然に見えるセラミックとは




 


よくできたセラミッククラウンは本物の歯のようで差し歯であることがわかりません。その反対にテレビを見ているときに差し歯であることがわかってしまうことがあります。それは何が違うからなのでしょうか。
 



これはクラウンであるとどうしてわかるのでしょうか。色は問題ないのですが形態が膨らんでいるからです。作るときに色を出す為にセラミックを厚く盛ってしまうからです。つまり厚くもっこりと膨らんでいるのですが、このようなセラミッククラウンはよく見ることがあります。本当の歯は歯肉からの立ち上がりがスッキリとしています。




 

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